7月30日(日)14:10~16:40
「多様な立場から心理支援の基本を考える」2023/7/8変更
「現代の臨床心理学におけるアセスメント~ロールシャッハ・テストに何ができるか~」
<企画趣旨>
心理支援に関するアプローチは年代・問題に対応する形で多岐に渡っており,私たちは日々学びながらも,ときどき迷子になってしまうこともあるように思う。今回,様々な立場で臨床を行っている先生方からご講演いただき,心理支援に関するエッセンスについて検討していくことによって,日々の臨床に役立てていきたい。
<司会・ファシリテーター>
馬淵 聖二(千歳烏山心理相談室)
<シンポジスト略歴>
毛利 伊吹(もうり いぶき)
博士(学術) 臨床心理士・公認心理師 上智大学総合人間科学部心理学科 准教授 専門は認知行動療法 1997年4月より東京大学大学院丹野研究室にて認知行動療法を学ぶ。2002年3月,東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。著書に『女性のこころの臨床を学ぶ・語る:心理支援職のための「小夜会」連続講義』(分担執筆,金剛出版),訳書に『こころの支援に携わる人のためのソクラテス式質問法:認知行動療法の考え方・進め方を学ぶ』(監訳,金子書房)がある。
近藤 清美(こんどう きよみ)
博士(学術)臨床心理士・臨床発達心理士・公認心理師 帝京大学文学部心理学科教授 専門はアタッチメント 2013年度にBowlby-Ainsworth Award 受賞 Adult Attachment Interviewの認定トレイナー日本臨床発達心理士運営認定機構・資格認定委員会委員長,日本乳幼児医学・心理学会編集委員を務める。『特集:子どものこころの安全基地を育てるーアタッチメントをめぐって アタッチメント関係の生涯発達』教育と医学,No761, 908-915他多数。
鶴田 信子(つるた のぶこ)
上智大学文学研究科(現総合人間科学研究科)心理学専攻博士課程前期修了 修士(心理学)臨床心理士・公認心理師 大学病院神経内科・精神科,公立中学校のスクールカウンセラー,クリニックにて臨床業務,日本における持続エクスポージャー療法の臨床治験に携わりながら,専門学校や大学にて非常勤講師として教育業務に携わってきた。現在は被害者支援都民センターにて被害者やご遺族の精神的ケアに携わり,持続エクスポージャー療法の普及やセラピスト育成に力を入れている。