このたび,2023年7月29日(土)・30日(日)に包括システムによる日本ロールシャッハ学会第28回大会を帝京大学八王子キャンパスにて開催することとなり大変うれしく思います。久しぶりの対面での学会にわくわくしているところです。オンラインでの学びは,私たちが集まることができないときにも,学びを止めることなく,進めていくことができることを認識することができ,新たな体験でした。なかなか外にでることができない状況だったとしても,学ぶことができることはとても力になりました。一方,みなで集まることができるようになると,人とわいわいすることも,くだらない話をすることもやっぱりいいなと改めて感じます。対面でも,オンラインのよきところを取り入れながら,学びを進めていくことが今後必要とされるでしょうか。
今回,ロールシャッハについてじっくりと発表を聞きディスカッションすること,講演を聞きながら,普段の臨床に思いを馳せることができることを楽しみにしています。今後,私たちはどのような状況で臨床をすることになるのか,未だにわからないこともありますし,新たな支援もうまれつつありますが,心理支援の基本に立ち返り,考えていくことが求められるように感じています。
緑あふれるキャンパスで学ぶことができることを,こころから楽しみにしています。
第28回東京大会
大会長 大塚秀実